我が身のシャツ遍歴を振り返ってみることにしよう。シャツの似合うオンナになりたいと、背伸びしながら思ったのは20代最初の頃。年代からいってトラッド全盛の頃なので、ストライプのジャージー素材のシャツをスカートに合わせて、ローファーを履いて、自分ではかなり「いけてる」と錯覚していた。ところが、このシャツ姿の学生証が最近出てきてたまげた。当時の姿は、私の体にシャツはただはりついているだけ。そして眉毛を抜きまくり、厚化粧のババアくさいおねーちゃんがいるではないか。顔を覆って泣き伏したい衝動にかられた。衿なんかを立ててはいるものの、中身のないオンナがいきかっているだけの痛々しさも漂う。まあそれもセイシュンという魔物なのかもしれないが、あーあ、である。シャツが似合うなんて、ホント10年早かったね。